大瀬良、チームを勝ちに導く7回無失点「粘ることができた」
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「広島4-0阪神」(2日、甲子園球場)
広島の大瀬良大地投手が7回7安打無失点と好投した。自身は白星を手にすることはできなかったが、粘りの投球でチームの勝利に大きく貢献した。
「結構、甘い球が多かった。でもランナーをためても粘ることができた」。初回1死一、三塁を切り抜けるとスコアボードに0を並べる。相手・岩田の力投にも力が入った。「負けられない」。0-0で迎えた七回には先頭の梅野に左前打を許してから2死満塁まで追い詰められた。それでも最後は糸原を中飛に打ち取った。
チームは4連敗で迎えた一戦。「勝利に導く投球をする」と誓いマウンドに上がった。7回無失点で防御率はリーグ3位の1・64だ。「0-0とか、緊迫した展開で自分の仕事ができるようになりたいんです」。青写真に描くエース像に一歩ずつ近づいていく。