野村 7回無失点で3勝目 九回大ピンチも…逃げ切り笑顔でハイタッチ
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「広島3-2中日」(21日、三次きんさいスタジアム)
広島・野村祐輔投手が先発し、7回3安打無失点の快投。4月24日以来、約1カ月ぶりの3勝目を飾った。
持ち味の制球力を示し、竜打線を封じた。唯一のピンチは二回。1死から京田、遠藤に連打を許し一、二塁を迎えた。だが、後続の加藤、大野雄を封じピンチを脱出。三回以降は完全投球で、低めを突く丁寧な投球で12個のゴロアウトを奪った。七回の打席に代打を送られ、お役御免となった。
16年以降、地方球場で6試合に登板し5勝0敗、防御率1・35の成績を残していた右腕。この日も好相性ぶりを発揮した。
九回は守護神の中崎が1点差に迫られ、なお2死満塁の大ピンチを背負った。それでも、松井雅を三ゴロに仕留めて試合終了。野村も笑顔でナインとハイタッチをかわした。