球団月間最多タイ18勝で両リーグ最速30勝 大瀬良5勝目

7回を投げ終え、ナインから声をかけられ表情が緩む広島・大瀬良大地=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「ヤクルト3-5広島」(29日、神宮球場)

 広島が両リーグ最速で30勝に到達、貯金を今季最多11とした。30勝一番乗りはリーグでは4年連続、両リーグでは96年以来。5月の月間勝利は94年8月に並ぶ18勝となった。大瀬良は5勝目。

 約30分の降雨中断明けに一気に3点を奪った。1点を追う五回2死一、三塁で鈴木がバットを折りながら左翼線へ同点の適時二塁打。なお2死二、三塁から西川の遊撃内野安打で2者が生還した。西川は21試合連続安打。

鈴木は初回に中堅へ先制の15号2ランを放ち、この試合3打点。

 大瀬良は一回に村上に逆転の14号3ランを許したが以降は失点を許さず、7回を5安打3失点。ヤクルト戦はこれでデビューから11連勝となった。

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