3連敗 緒方監督は今季2度目の会見拒否 ソフトバンクの牙城崩せず…

5回、自身のエラーに大きく口を開け悔しがる広島クリス・ジョンソン=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「交流戦、広島2-4ソフトバンク」(8日、マツダスタジアム)

 広島が3連敗。2カード連続の負け越しが決まり、貯金10となった。

 難敵ソフトバンクの牙城を崩せない。フラストレーションのたまる展開に、試合後の緒方監督は開幕3カード連続で負け越しを喫した4月7日以来、今季2度目となる会見拒否。球団広報を通じて「また明日切り替えてやるだけ」と、コメントを発表した。

 何とか食らいつこうと、執念はみせた。二回に菊池涼の犠飛、四回には安部の右前適時打で2度のビハインドを追いついた。だが、先発ジョンソンが粘りきれず、五回に内川の適時二塁打、松田の中犠飛で2失点。反撃することができなかった。ジョンソンは5回8安打4失点で4敗目となった。

 リーグ戦で首位を快走してきたカープだが、交流戦では1勝4敗と嫌な流れ。昨年日本シリーズで敗れたソフトバンクに返り討ちとなった。交流戦で最も分が悪いソフトバンクには、これで通算58試合で17勝37敗4分けとなった。

 ソフトバンクは交流戦5連勝で、首位をキープ。高橋礼が7回6安打2失点の力投で、6勝目を飾った。

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