DHは会沢か磯村、好調の捕手2人を同時起用へ

 日本ハム戦へ向け、北海道入りした磯村(右)=撮影・出月俊成
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 11日の日本ハム戦からビジター6連戦に臨む広島・東出輝裕打撃コーチ(38)が10日、パ・リーグの本拠地で採用される指名打者について、基本線として会沢翼捕手(31)と磯村嘉孝捕手(26)を起用する考えを示唆。打撃好調を維持する2人を捕手&指名打者として打線に組み込み、勝利をつかみ取る。

 打線の奮起が敵地6連戦での勝利には欠かせない。カギを握るのは指名打者。4日からの西武3連戦では松山が2試合、長野が1試合で起用された。札幌、仙台と続く戦い。東出打撃コーチは「1番手は(マスクをかぶっていない)会沢か磯村か」と力を込めた。

 状態が良く、得点できる確率が高い選手をスタメンで使うというチーム方針は不変。会沢は4試合連続安打中で6月の打率は・357。磯村も6月は・357。捕手は現在4人態勢であり、スタメンでの同時出場は可能だ。

 11日の相手先発・上沢は、対左打者の被打率・283に対し、右打者は・261。それでも井生スコアラーは「右打者の方が良いと思う」とキッパリ。野村の先発に伴ってスタメンマスクは会沢が濃厚で、磯村のDH起用が有力だ。

 背番号40はウエスタンで指名打者の経験がある。守備に就かないことでリズムを乱し、打撃に影響する選手もいるが「気にしていない」と即答。「チャンスでは走者をかえして、いなかったら塁に出たい」と意気込んだ。

 チームは交流戦6試合を終えて2勝4敗と黒星先行。チーム打率・209は12球団ワーストだ。指名打者が起爆剤となって、打線につながりを生む。分厚く攻めて、パ・リーグの好投手から得点を重ねていく。

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