今季ワースト7連敗で3位転落 虎に連敗…5月10日以来の借金突入へ
「阪神8-5広島」(6日、甲子園球場)
広島が今季初の7連敗を喫し、最大14あった貯金からついに借金生活に突入した。首位巨人とのゲーム差は「8」にまで広がった。
流れを変えようと先発オーダーを大幅に変更。阪神先発の変則横手投げ青柳対策として左打者をズラリと並べた。
しかし初回からつまずく。先発アドゥワがいきなり3連打を浴びるなど初回3失点。二回に安部の適時打、三回に松山の2点適時二塁打で同点に追いついたが、四回に再び暗転する。
2死一、二塁からアドゥワが糸原に1号3ランを浴び、再び3点を追う展開に。五回に松山の適時三塁打、六回に磯村の3号ソロなど近況不振だった打線は11安打を放ち反撃したが、阪神打線にこれを上回る14安打8得点を奪われ、試合を覆すことはできなかった。
交流戦で調子を落とし、5月10日以来の借金生活に陥った。広島の7連敗は15年3月31日・DeNA戦から4月7日・巨人戦で記録して以来。過去2桁貯金から借金突入は68年、76年、82、98年に続き球団史上5度目。貯金「14」からの転落は過去最大となる。巨人とのゲーム差は8まで広がり、4連覇へ厳しい状況に追い込まれた。