小園がMVP 吉田輝から先頭打者本塁打で100万円ゲット
「フレッシュオールスター、イースタン1-5ウエスタン」(11日、楽天生命パーク宮城)
ウエスタンの小園海斗内野手(広島)がMVPに輝き、賞金100万円をゲットした。
初回、イースタンの吉田輝星投手(日本ハム)から先頭打者本塁打。オール直球勝負の右腕との対決で、カウント0-2からの4球目を仕留め、ライナーで右翼席へ運んだ。同年代のライバルから見事な一発を放ち、「初球からフルスイングできたので良かった。直球で来ると思っていました」と笑った。二回も右前打を放ち、5打数2安打1打点。本塁打が決勝弾となった。
優秀選手賞(50万円)は2回完全投球のウエスタンの梅津(中日)、1回を3奪三振の中村稔(ロッテ)が獲得した。
注目選手では小園が本塁打を含む2安打1打点。根尾(中日)は4打数無安打2三振。藤原(ロッテ)は4打数1安打2三振だったが、九回に二盗、三盗を決めてファンを盛り上げた。
吉田輝は1回を投げ2安打1失点。打者5人、全18球全て直球勝負。小園には本塁打を浴びたが、剛速球で根尾から空振り三振を奪った。
フレッシュ球宴では過去、92年イチロー(オリックス)、04年青木(ヤクルト)、09年中田(日本ハム)、16年岡本(巨人)らがMVPを獲得。スターへの登竜門とされている。