広島、連勝9でストップ…勝っていれば43年ぶりの記録も巨人に振り切られる
「巨人8-5広島」(30日、東京ドーム)
広島は巨人に振り切られ、連勝は9でストップした。今季2度目の10連勝はならなかった。同一シーズン2度の10連勝以上は、達成すれば、球団史上初、プロ野球で見ても76年の巨人と阪急以来43年ぶりという記録だったが、この日は巨人に敗れた。
先発は来日初登板のモンティージャ。初回に亀井に適時打を浴び、三回には1死満塁でゲレーロに2点適時二塁打を許した。ここで緒方監督は投手をアドゥアにスイッチ。モンティージャは2回1/3を3失点(自責2)というホロ苦いデビュー戦となった。
1-7と点差を付けられて迎えた八回に、西川の9号ソロ、松山の3号3ランで2点差まで詰め寄ったが、その直後に、重信の犠飛で重い1点を奪われた。九回はデラロサを攻略できず、終盤の逆襲はこの日は結実しなかった。
勝ち投手は巨人の山口で11勝目(2敗)。デラロサが初セーブ。負け投手はモンティージャで来日初黒星。巨人の原監督は、監督通算1000勝という節目の白星となった。