広島、3連勝で首位・巨人と3差に 大瀬良が今季2度目の完封勝利 バティ満塁KO弾

 7回、広島・小園海斗(右)とタッチを交わす大瀬良大地
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 「広島7-0阪神」(2日、マツダスタジアム)

 投打のかみ合った広島が大勝で3連勝。首位・巨人とのゲーム差を3に縮めた。

 初回、無死から西川、菊池涼の連打で一、三塁とすると、1死後、鈴木が四球を選び満塁。ここで松山は二塁へゴロを放ったが、この打球を二塁手・ソラーテがはじいてまず1点。併殺打が一転、失策で先制点が転がり込んだ。さらに1死満塁から会沢の当たりは三塁へのボテボテのゴロとなったが、この間に2点目を挙げた。

 さらに六回には、会沢とメヒアが右前にポトリと落ちる安打で好機をつくると2死一、二塁から西川が中前適時打。さらに菊池涼が四球を選んで満塁とした直後に、バティスタが25号左越え満塁本弾を放った。18年7月27日のDeNA戦以来となる自身2度目のグランドスラムで、阪神・高橋遥をKOした。

 投げては先発の大瀬良が丁寧な投球で散発5安打に封じて、4月25日の中日戦以来、今季2度目の完封勝利。自身初となるシーズン2度目の完封で8勝目(6敗)を挙げた。

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