広島が「勝利の方程式」再編 七回を任されたのは菊池保「心臓バクバクでした」
「阪神5-11広島」(9日、京セラドーム大阪)
広島が「勝利の方程式」を再編した。1点リードの七回、名前を呼ばれたのは菊池保だった。2番手で登板し、先頭高山を一ゴロ。1死から北條に四球を与えたが、代打鳥谷を左飛、1番近本を左飛に打ち取った。
「心臓バクバクでした。点差を考えないように、先頭を打ち取れたので気持ちが楽になりました。ゼロに抑えられて良かったです。勝ちパターン?行けと言われたところでやるだけです」
プロ12年目。楽天からトレード加入した男はブルペンのアニキ的存在だ。心優しい性格で、遠藤、島内ら若手からも慕われている。7月から14試合連続無失点を継続中。カープの“夏男”が存在価値を高めている。