小園がサヨナラお膳立て プロ初送りバント「緊張し過ぎて地に足が…」

 サヨナラに歓喜する三好らカープナイン(撮影・飯室逸平)
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 「広島9-8ヤクルト」(20日、マツダスタジアム)

 広島の小園海斗内野手が、プロ初となる送りバントを決めて、今季10度目となるサヨナラ勝利をお膳立てした。

 鈴木の左越え3ランで8-8となって迎えた九回1死一塁。1ボール1ストライクから高めの直球にバットをかぶせ、投前へ転がした。勢いを殺した確実なバント。直後に三好が中前へサヨナラ打を放った。

 バント成功後は、ベンチで満面の笑みを浮かべていた。「緊張し過ぎて地に足がついていなかった。がくがくしていましたよ。緊張感もかなりあった。初打席のときよりもかな」と苦笑い。続けて「決まってサヨナラにつながった。仕事ができてよかったです」とホッと胸をなで下ろした。

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