田中広は今季復帰は絶望 28日に右膝半月板を手術

 広島は29日、田中広輔内野手(30)が右膝半月板損傷のため、28日に広島市内の病院で「右膝半月板部分切除手術」を受けたと発表した。

 松原チーフトレーナーは「痛みがあった。最後までチームのために戦いたい思いだったが、本人やスタッフ、いろんな人と話をしてこの時期(手術)になった」と説明。「フルイニング出場を続け、徐々に負担がかかっていたのかもしれないと」と話した。

 田中広は今季97試合に出場し、打率・193、3本塁打、27打点、8盗塁。開幕から調子が上がらず、定位置だった1番を外れ、6月20日・ロッテ戦(マツダ)で連続フルイニング出場は635試合で止まった。7月中旬からは小園が遊撃のスタメンに入る機会が増え、8月22日に出場選手登録を抹消されていた。

 レギュラーシーズンは残り20試合。CSなども控えるが、今季中の復帰は絶望的になった。患部の回復やリハビリが順調に進めば、来春キャンプには間に合う見通しだ。緒方監督は「万全に治して、戻ってきてほしい」とエールを送った。

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