エルド氏「7年間で一番の思い出は初のCS進出」【一問一答1】
「広島-ヤクルト」(15日、マツダスタジアム)
広島のブラッド・エルドレッド氏が15日、引退セレモニーを前にマツダスタジアム内で記者会見を行った。一問一答は以下の通り。
-久々にマツダで打撃練習をした。
「非常に楽しかったです。久しぶりにマツダスタジアムで打撃練習をして、久しぶりにバットも振ったんですけど楽しんでバットを振ることができたので良かったと思います」
-バットが折れた。
「自分の一番大好きな山下打撃投手を打って、毎回毎回、いつも折られていたんですけど、やっぱり今日もきっちりと折られましたね。というのはジョークですけど、もともと折れてました」
-今日のために練習は?
「しばらく打ってなかったです。バットも握ってなかったので。2~3カ月はバットを一切触っていなかったです」
-チームメートが見守る中で。感想はもらった?
「みんな自分がスイングしているのを楽しんで見ていてくれたと思います。自分も楽しくスイングできたので、それを見てみんながハッピーになってくれればいいかなと思ってました。このチームはああいう風にみんなが集まって練習でも何でも楽しくやるのが特徴だと思うので、今日もそれが出て本当に自分もうれしかったです」
-柵越えもあった。
「1本だけは必ず打ってやろうと思って、1本ホームランを打たない限りケージから出ないと思っていたので、みなさんのために打てて良かったです」
-広島での日々は。
「7年間広島にいてこのチームで7年間プレーできたことは素晴らしいことだと思いますし、この7年でチームが変わったことも経験できました。あまり強くないチームから優勝ができるチームまで。そういう過程を全部見てきたので、チームの一員として7年間やったことは自分にとっても誇りに思います」
-最も思い出に残っていることは。
「7年間という長い間で1つだけ選ぶのは非常に難しいですが、その時々で非常にいい記憶があります。本当に初めて日本に降り立ったその日その時から初めてCSに出た時、そしてカープで初めて優勝できた。本当にその時その時その場面で思い出の瞬間ができているので1つというのは言えないですけど、本当にたくさんにいい思い出があります」
-思い出のホームランは。
「引退式に参加する前にもたくさんの方からどのホームランが記憶に残っていますかと聞かれて、自分の中でよく考えて思ったのが名古屋でカープが初めてCS進出を決めたホームランが非常に自分の中でも記憶に残ってます。その時のファンの方の反応、そしてチームの反応。いろんな反応が一発にこもったのかなと。自分にとっても記念になる、記憶に残るホームランだったと思います」