エルドレッド氏「スカウト要請に気持ち高ぶった」【一問一答】
「広島7-8ヤクルト」(15日、マツダスタジアム)
昨季まで広島でプレーしたブラッド・エルドレッド氏(39)の引退セレモニーが15日、マツダスタジアムで行われた。午前中は広島大学病院の小児科病棟を慰問。試合前にはファンやチームメートが見守る中、打撃練習を公開し、30スイング中、1本の柵越えを披露した。今後は米国駐在スカウトとして、チームを支えていく。
◇ ◇
-広島での日々は。
「このチームで7年間プレーできたのは素晴らしいことだと思います。あまり強くないチームから優勝できるチームに変わっていく過程を経験できた。自分も誇りに思います」
-スカウトのオファーを受けて。
「選手としてのオファーがなく、今後どうしようかなと考えていた時にカープ球団から『スカウトの仕事をやってみないか』という打診を受けて、気持ちが高ぶりました」
-広島の街やファンへの思いは。
「今回広島に来ても、街を歩いていると必ず声をかけて温かい声援をくれた。自分にだけでなく、自分の家族に対しても優しい声援をしてくれたので、この場を借りて非常に感謝していることを伝えたいと思います」
-実際に使っていた自転車の今後は。
「皆さんが自転車と自分をリンクしてくれてうれしいです。最近自転車に乗っていないし、子どもを自転車に乗せていないので、もう一回やってみたい」