佐々岡コーチ 床田に「最後にああいうことをしたら、それまでが全くなくなる」

 「DeNA11-8広島」(19日、横浜スタジアム)

 広島は投手陣が最大7点あったリードを守り切れなかった。

 試合が暗転したのは六回。五回まで無失点だった床田が、先頭・宮崎の左前打からリズムを崩す。筒香への死球で1死一、二塁とすると、ソトに左中間席へ3ランを被弾。流れに飲み込まれ、その後も代打・嶺井、大和に連打を浴びた。

 ベンチは床田を諦め、九里へスイッチ。だが四球で全ての塁を埋めると、代打・梶谷に痛恨の満塁弾を浴びた。ローテの兼ね合いで、この試合から中継ぎ待機していたものの、最悪の結果に。この回一挙7失点で試合は振り出しに戻った。

 床田は降板後、グラブをベンチに投げつけ悔しさをあらわにした。試合後は「大事な試合を任せてもらっているのに、申し訳ない」と肩を落とした。佐々岡投手コーチは床田について「最後に、ああいうことをしたら、それまでが全くなくなる」と話し、九里には「期待して送り出しただけに情けない。経験がない訳じゃないのに」と話した。

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