鯉もワンチームで3位死守!CS進出へ、 大瀬良&野村のW右腕で4位竜を連倒!
CS進出へ広島の両右腕が大一番に臨む。22日からの4位・中日との2連戦に向け、初戦先発予定の大瀬良大地投手(28)と2戦目先発予定の野村祐輔投手(30)が20日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で行われた投手指名練習に参加。19日にリーグ優勝は完全消滅したが、逆転日本一の可能性は残されている。ラグビー日本代表スローガン「ワンチーム」のように、チーム一丸となって3位死守を目指す。
悪夢の大逆転負けから一夜明け、大瀬良と野村はV逸ショックを振り払うように、室内練習場で汗を流した。リーグ優勝は消滅したが、逆転日本一へ戦いは続く。2人は現実を受け止めつつ、残り3試合へ視線を向けた。
大瀬良「すごく悔しい。今年は良い時と悪い時が激しかったけど、どんな状況でも何とかしようとやってきたので、最後までカープらしい野球をできるようにしたい」
野村「勝負事なので仕方ない。あと3つある。どうにか勝てるようにやるしかない」
シーズンの最終盤を迎えて、まさかの3連敗。逆境に立たされた今こそ、ナインが結束する時だ。この日ラグビーW杯が日本で開幕した。日本代表のスローガン「ワンチーム」のように、一丸となって戦っていく。
大瀬良「チームスポーツであればそういう気持ちが大事。前回大会ではすごく勇気をもらいました。戦う姿勢は目に焼き付いている。何か感じるものはあると思うし、勉強させてもらいたいです」
野村「大学の時、早明戦はいつも行っていました。田村選手が明大出身?そうなんですか!?見ていたかもしれないですね。おもしろいし、一ファンとして、応援しています」
雨予報の天気が心配されるが、中日2連戦(マツダ)では22日に赤松、23日に永川の引退試合が予定されている。試合後に行われる大先輩2人のセレモニーに花を添えるためにも負けられない。日本中が桜色に染まる中、赤ヘル軍団も「ワンチーム」の精神で、最後まで戦い抜く。