緒方監督 退任発表 4年ぶりBクラス「期待に応えられず監督の責任」

 退任会見する緒方監督(撮影・飯室逸平)
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 広島の緒方孝市監督が1日、広島市内の球団事務所を訪れ、松田オーナーに今季の戦いを報告した。その後、退任の意志を伝え、了承された。

 緒方監督はこの日の午後に会見を行い「今季を持ってユニホームをぬぐことにになりました。松田オーナーに報告して意志を伝え了承してもらいました」と話した。

 これまでを振り返り「コーチの方々にスタッフに支えてもらいました。厳しく接しながら選手はよくついてきてくれた」と、選手、スタッフに感謝を伝え、ファンに対しても「大きな力をもらった」と語った。

 4年ぶりのBクラスについては「4連覇、悲願の日本一という中で戦ってきた。期待に応えられられず監督の責任。申し訳ない」と謝罪し「貴重な時間を過ごさせてもらった」と語った。

 今後については「全く考えてない」ともコメント。記者からの質問は受け付けず、会場を後にした。

 前日9月30日に阪神が中日に勝利したため、勝率で下回り4位に転落。4年ぶりのBクラスに終わった。今季は70勝70敗3分の勝率5割。最後の10試合は3勝7敗だった。

 緒方監督は15年に就任。この年は4位に終わり、翌16年からチームはリーグ3連覇を成し遂げていた。

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