レジェンドOBが新監督候補・佐々岡コーチに太鼓判「明るい。暗いのはいけない」
広島OBの北別府学氏が4日、中央区銀座の「ひろしまブランドショップTAU」でトークショーを行った。
この日、広島が佐々岡投手コーチに監督要請した話題に触れ、「たぶん、受けるでしょう。『本人は考えさせてください』と言っているみたいだけど、腹の中ではよしよしと(思っている)」と予想。緒方前監督が辞任後、新監督候補には元監督の野村謙二郎氏を予想していたというが「もう野村の野球は見たくないでしょう。一回、見ているから。野村がどういう野球をするかは想像つく」と笑った。緒方前監督については「いろいろありましたから。ぶん殴ってみたり、ドーピングも…」と、振り返った。
広島の投手出身の監督は67年の長谷川良平氏が最後。同じ投手として佐々岡コーチへの期待は大きいようで、「長谷川さんがやってからずっと野手。ピッチャーの監督を、最近は見ていない。佐々岡がなった場合、どんな野球するか。ピッチャー目線の作戦、そのあたりも楽しみだな」とうなずいた。
佐々岡コーチの人柄についても「人柄もいいですし、明るいですし。暗いのはいけません」と、太鼓判。通算213勝のレジェンドは「(中日は)与田がやったり、(ソフトバンクは)工藤がやったり、広島がピッチャーの監督がないだけに面白い。ファンの目線で見た時、ピッチャーの監督はこうやるんだって。そういう意味ではちょっと楽しみ」と繰り返した。