佐々岡監督誕生 カープカラーの赤いネクタイで「全身全霊で務めさせて頂く」

監督就任会見で意気込みを語る広島・佐々岡真司監督=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 広島・佐々岡真司投手コーチ(52)が7日、広島の新監督に就任した。4日に球団から監督就任要請を受け、受諾。午後2時からカープカラーの赤いネクタイを締めて就任会見を行った。球団では1967年長谷川良平監督以来となる投手出身指揮官となる。

 佐々岡監督は「このたび、広島東洋カープの監督になることになりました佐々岡です。松田オーナーから温かい激励の言葉を頂き、身が引き締まる思いでいっぱいです。大役を任され今年の経験を反省し、来季V奪回、日本一出来るように全身全霊で務めさせて頂きます」「恩返しできるよう、しっかりやっていきたい」とあいさつした。

 佐々岡新監督は浜田商からNTT中国を経て、89年度ドラフト1位で広島入団。2年目の91年に17勝を挙げ、優勝に貢献。MVP、最多勝、最優秀防御率、沢村賞、ベストナインを獲得。07年限りで現役引退し、評論家活動を経て、15年に広島2軍投手コーチ、19年から1軍投手コーチに昇格していた。

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