【佐々岡新監督一問一答3】カープファンへ「引き続き真っ赤に染めて」
広島・佐々岡真司投手コーチ(52)が7日、広島の新監督に就任した。4日に球団から監督就任要請を受け、受諾。午後2時からカープカラーの赤いネクタイを締めて就任会見を行った。一問一答その3は以下の通り。
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-どういうチームを作るか。
「現役時代もコーチになっても気持ちは変わらない。やっぱりチーム全体、野球というのは一人でできるもんじゃない、ピッチャーは野手に助けてもらうものだし、野手もピッチャーのためにという気持ちでね。みんなで一つの目標に向かって勝った喜びを味わう、負けた悔しさを味わう、そういうベンチであってほしいですし、カバーをする、みんなに愛されるチームにしていきたいと思います」
-ファンへメッセージを。
「僕が引退した時に旧市民球場最後の球場が真っ赤に染まった中で、『真っ赤に染めて選手たちに声援を来年も送ってください』という言葉を残して辞めたわけですけど、今の時代、本当にファンの皆さんが毎試合、スタンドを真っ赤に染めてくれて、選手に力を、支えてくれたと思います。ビジターでも半分以上、真っ赤に染めて応援してくださっているファンのみなさんの姿というのは選手、我々スタッフにとって力になると思う。また来年も選手全員で優勝、日本一、目指して頑張りますので、引き続き真っ赤に染めて応援してほしいと思います」
-キーマンは。
「う~ん、そうですね。投打ということで1人に絞るのもなかなか難しい中で、ピッチャーでは今年エースとして引っ張ってくれた大瀬良大地。ピッチャーを引っ張ってほしいという気持ちです。バッターでは中心選手。レギュラークラスでは菊池、会沢、誠也。クリーンアップを打てくれる誠也には本当に引っ張っていってほしいなと思ってます」
(会見終了。囲み取材その4に続く)