親子鯉が誕生!畝1軍投手コーチの長男を育成3位で指名
「プロ野球ドラフト会議」(17日、グランドプリンス新高輪)
広島が畝龍実1軍投手コーチ(55)の長男で、独立リーグ、四国アイランドリーグplusの香川に所属する畝章真投手(24)を育成3位で指名した。高松市で会見を行った畝は「小さい頃から見てきた球団。地元出身でもあるし、危機感を持ってやらないといけない年齢でもあるでの、1年目から頑張って支配下登録を勝ち取りたい」と抱負を語った。
“親子鯉”となることについては「父のいる世界に飛び込むことができて良かった。(父からも)厳しく指導してもらい、一選手として成長していきたい。父は1軍登板もあるので、自分も頑張ってそこに近づきたい」と話した。
広島新庄時代は内野手で、チームメートには巨人・田口がいた。名古屋商科大に進学して投手に転向し、18年に香川に入団。直球の最速は142キロ。7種類の変化球を操り、緩急を使った投球と制球力が持ち味だ。2年目の今季は24試合に登板し、5勝5敗、防御率3・28だった。
カープOBでもある香川の西田真二監督(59)は「佐々岡新監督も期待していると思う。1イニングを任せられたら絶対に抑えること。外国人キラーでもいい。首脳陣から信頼される投手になってほしい」とエールを送った。