庄司、船越、長井と来季契約結ばず 長井は「このままでは終われない」

戦力外通告を受けた広島・庄司隼人=マツダスタジム(撮影・飯室逸平)
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 広島は21日、マツダスタジアムの球団事務所で庄司隼人内野手(28)、船越涼太捕手(25)、長井良太投手(20)に来季の契約を結ばない旨を伝えた。

 庄司は09年度ドラフト4位で常葉学園橘から入団。入団5年目に初めて1軍に昇格し、プロ初安打は17年10月1日のDeNA戦で放った。広島では10年の現役生活をおくった。来月の12球団合同トライアウトを受ける予定はなく現役を引退する意向。「きのうまで普通に練習をしていた。ここ3年くらいは勝負の年だと思って1日1日を大事にしてきた。悔いはないです」と話した。通算は22試合で1安打、打率・050。

 船越は15年度ドラフト4位で王子から入団した。ルーキーイヤーのシート打撃で“チーム1号”となる本塁打を放ったものの、翌日に右肩の痛みを訴え戦列を離れた。4年間はケガとの戦いでもあり「結果の世界なので仕方がない。苦しい4年間だったけど後悔はない。野球に未練もありません」と話した。通算は2試合で1安打、打率1・00。

 長井はつくば秀英から16年度ドラフト6位で入団した。昨季はプロ初登板を果たしたが、今季はフォームなどに苦しみ本来の球威が戻らなかった。「悔しい思いでいっぱい。去年1軍に上げてもらってチャンスをもらったのにつかめなかった。実力のなさ」と話した。引退か現役続行かは未定ながら「このままでは終われないと思う」とも話した。通算は4試合で0勝0敗、防御率13・50。

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