ドラ3・鈴木「勝ちにこだわりたい」世代ナンバーワン投手目指す
広島からドラフト3位指名された鈴木寛人投手(18)=霞ケ浦=が25日、茨城県内の同校で尾形スカウトらから指名あいさつを受けた。将来的に「最多勝を取りたい」と目標を掲げ、ヤクルトのドラフト1位・奥川(星稜)やロッテのドラフト1位・佐々木(大船渡)らの中で、世代No.1投手を目指す決意を明かした。
「今の段階では自分より上だけど追いつけるように、追い越せるように頑張っていきたい」
最速148キロの直球に加え、縦横2種類のスライダーを武器に、高校野球界を沸かせた面々を追い抜く。今夏は甲子園に出場したが、優勝した履正社との1回戦で先発し三回途中7失点でKO。「自分が投げて負けてしまった。勝ちにこだわりたい」と白星への思いをより強くする。
尾形スカウトは「まずは2軍のローテーションに入って、頑張ってほしい」と期待した。「なるべく早く1軍に上がれるように」と静かに闘志を燃やした右腕。高校の2学年上の先輩・遠藤もいるカープで、がむしゃらに上を目指す。