小園 来季は全試合出る!初契約更改は200万アップの1000万円

 「広島紅白戦、紅組6-1白組」(8日、天福球場)

 広島・小園海斗内野手(19)が8日、宮崎県日南市のチーム宿舎で初の契約更改交渉に臨み、200万増の1000万円でサインした。プロ初打席で初安打を放つなど58試合に出場したプロ1年目。打撃面も体力面もアップして、来季は全試合出場を目指す決意を示した。(金額は推定)

 初の契約更改交渉を終え、小園はさらなる飛躍へ気を引き締め直した。プロ初打席初安打や、後半戦59試合中50試合に先発出場するなど奮闘したルーキーイヤー。「すごくいい経験をさせてもらった。これから結果を求めないといけない」と表情を引き締め、来季への思いを口にした。

 「全部出られるようにというのはある。58試合経験して、体力的にまだまだと感じた。疲れてくるとバットが振れないのがある。しんどい中でもしっかり振って、体力面もつけられたら」

 今季打率・213で、現在は打撃面向上も一つのテーマ。ワンバウンドになるボール球を振らないことなどに意識を注ぐ。この日の紅白戦では、初回1死に岡田から右前打を放って得点につなげるなど、3打数1安打1四球の結果を残した。

 少しずつ手応えを持つが「(甘い球を)一発で仕留めるのがまだまだ足りない。積極性かつ、一発で仕留められるように」と言う。球団から「広輔(田中)も戻ってくるし、競争が激しくなる」とハッパも掛けられ、より一層気合が入っている。

 この日は球団が菊池涼からのポスティング申請の容認を発表。名手と二遊間を組んだことから「一緒にプレーさせていただいて良かった。投手を助けられる選手に自分もなりたいと思う」と力を込めた。高いステージへ駆け上がっていく。

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