大盛と支配下契約 18年育成1位「スタートラインに立つことができた」
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広島は12日、育成の大盛穂外野手(23)と来季の支配下契約を結んだと発表した。この日、若鯉は宮崎県日南市で契約更改交渉に臨み、契約金1000万、年俸500万円でサインした(金額は推定)。背番号は未定。今季はウエスタンで109試合に出場し、打率・248、1本塁打、11打点、16盗塁を記録。走力と守備力が評価された。
大盛は「本当のプロ野球選手としてのスタートラインに立つことができたので、自分の持ち味をどんどんアピールして、1軍の舞台で活躍できるように頑張りたい。そしてお世話になった方々に恩返しをしたい」と話した。広島の育成選手が支配下登録されるのは今季のサンタナ以来。日本選手に限れば16年の中村亘佑、辻空以来。
大阪市出身。静岡の飛龍から静岡産大を経て18年度育成ドラフト1位で広島に入団した。大学4年春の静岡県リーグでは、首位打者に輝いた。