佐々岡監督、紅白戦で2回0封のケムナを高評価 薮田には苦言

 「広島紅白戦、紅組1-0白組」(15日、天福球場)

 第3クール最終日の15日、紅白戦が行われた。佐々岡真司監督は「良いものが出せた選手と、課題が出た選手がいた」と総括すると共に、若鯉に最後のアピールを求めた。

 白組で先発した薮田は2回2安打無失点だったが四球からピンチを背負った。「結果的に0点だけど、内容的には良いものは出せていない」。一方で紅組の3番手で登板したケムナは2回無安打無失点。打者6人を完ぺきに封じた投球に「ボールに力強さがあったね」と振り返った。

 打者では坂倉が二塁打を放ち、高橋大も2安打をマークした。坂倉については「好調を維持しているね。レフト方向に良い打球を打っている」と話した。

 17日からの最終4クールでも紅白戦1試合が予定されている。若鯉にとっては、来年の1軍春季キャンプ参加メンバーに選ばれるための最後の実戦だ。指揮官は「投手も野手も最後の最後までアピールをしてほしい」と力を込めた。

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