佐々岡監督「1年生は本当に良いものが出ていた」ご満悦の3週間打ち上げ

 「広島秋季キャンプ」(20日、日南)

 広島が20日、宮崎・日南での秋季キャンプを打ち上げ、佐々岡真司新監督(52)は“キャンプMVP”に野間峻祥外野手(26)、坂倉将吾捕手(21)、遠藤淳志投手(20)、山口翔投手(20)を選出した。今キャンプは高卒1年目の選手ら若手主体で臨んだが、1軍経験者が実力を発揮。4人には主力選手を脅かす存在として、さらなるレベルアップを期待した。以下、佐々岡監督との一問一答。

  ◇  ◇

 -実戦での手応えは。

 「フェニックスとこのキャンプで新しい戦力を見たいということで実戦を多くした。1年生は本当に良いものが出ていたし、1軍で活躍した野間、坂倉、堂林あたりもしっかり練習をして結果で成長が見られた」

 -ピッチャーには強い球を求めた。

 「リリーフ陣の強化をテーマに掲げ、岡田をそこに入れたいと思って見てきた。ブルペンで素晴らしい球を投げていたし、実戦では打たれはしたけど、来春のキャンプも、またそこ(リリーフ)で投げるという気持ちを持って来てほしい」

 -新たな発見は。

 「若い選手が中心になってきた中で雰囲気のいいキャンプだった。来春またガラッと(メンバーが)変わるけど、そこは継続しながらやっていければ。チームが一つになって戦う中で、若い力は中堅、ベテランクラスにもいい刺激になるんじゃないかという感じがする」

 -選手にはこのオフ、春季キャンプへどうつなげてほしいか。

 「各担当コーチが個々の選手に課題を与えていると思うので、オフも選手はしっかりと練習してくるだろう。ここでする選手としない選手では、はっきり差が出てくる。できなかった選手は1軍のキャンプに連れて行けないし、また来ても動きが悪いとなると入れ替えもある。そういう厳しさも持ってオフに入ってほしい」

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