会沢「カープが好きなので」3年総額6・4億でサイン【一問一答】
広島・会沢翼捕手が20日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、9200万から大幅増となる3年総額6億4000万円プラス出来高払い(来季年俸1億8000万円)でサインした。代表質問の一問一答は以下の通り。
-サインは。
「しました、はい」
-話し合いは。
「チームのことが一番ですね」
-時間は1時間弱。
「個人のことよりもチームのことを話させていただきました」
-球団の評価は。
「頑張ってくれたという話がメインですし、チームのことを話したので」
-契約内容は。
「3年契約、6億4000万プラス出来高。大変いい評価をしていただきました」
-球団への要望は。
「特にはもうないですし、広輔(田中)が全部言ってくれているので。僕はこれからのチームのことを話させていただきました」
-これからのチームの話とは。
「来年以降のことですよね、一番は。若い子をしっかり頼むと、どうしたらもっといいチームになっていくかを話しました」
-今季個人としては。
「個人成績は納得していないというか、チームの成績が成績なんでね。そこの悔しい思いしかないです」
-個人よりチーム。
「一番はそこですよ、やっぱり」
-侍ジャパンの一員としてプレミア12で世界一に輝いた。
「あの1カ月というのはすごく濃い1カ月だったし、僕の野球人生にとってもすごくプラスになったプレミア12でした」
-侍の経験をチームにどう伝えるか。
「緊張感というのは出た人にしか分からないと思うので、一人でも国際大会、侍ジャパンに入りたいという子が増えてくれればいいかなと思っています」
-今季も選手会長として引っ張ってきた。
「一番は悔しいシーズンでしたし、2年間選手会長をやらせていただいて、僕自身成長させてもらったし、本当にチームメートに感謝しています」
-選手会長としての思い出は。
「まあしんどかったですよ。しんどかったですけど本当に僕を成長させてくれた2年間だったなと思います」
-野球人生の中でも大きな2年間だった。
「大きかったです、はい」。
-今度は新選手会長の田中広輔を支えていく立場。
「言葉というよりも1年目の選手会長は最初は分からずにやっていくし、広輔がしっかりやってくれると思うので。もう選手会長の仕事をしてくれていますし。何か困ったことがあれば助けますし、思う存分、広輔の色を出してやってくれればいいなと思います」
-FA権を行使せず残留した。
「それはもう前の会見で言った通りで、カープが好きなのでね。それだけです」
-オフの強化は。
「変えずにやってますし、体のケアだったりシーズン中に補えなかった部分を補っていきたいですし。あとは護摩行に向けてトレーニングします」
-来年は東京五輪。
「東京五輪というのは、こういう巡り合わせってなかなかないと思うし。正直な話出たいですし、鼻息荒くいきたいと思います」
-来季へ向けて。
「個人はいいんで、とりあえずは本当に優勝をしなくちゃいけない。するんだという強い気持ちを持ってシーズンの最初からやっていければいい。ファンの皆さんには最後の最後まで応援していただいて、ファンの皆さんの笑顔が見られるように必死に頑張ります」