菊池涼の残留を米メディア分析「攻撃力の欠如が不利に」

 広島・菊池涼介内野手が残留を表明した27日、大リーグ情報サイト「トレード・ルーマーズ」はメジャー断念の理由を「キクチにとって不運だったのは、メジャー契約を目指す上で攻撃力の欠如が間違いなく不利に働いたことだ」などと分析した。

 同サイトは、菊池涼が大リーグ挑戦のためにポスティングシステムを利用した経緯を説明し、「1月2日までメジャー球団とサインするチャンスはあった。しかし、菊池(涼)は母国に残ることを発表した」と伝えた。

 さらに広島での8年の通算成績、4695打席、打率・271、出塁率・315、長打率・391を記し、「二塁手として高い守備力の評価を上げていた。しかし、間もなく30歳になる選手の攻撃力は標準に達していなかった」と辛口解説。

 広島残留の理由としては「攻撃力の欠如」のほかに「二塁手のFA市場の動き」も挙げた。同サイトは、スターリン・カストロ、ブライアン・ドジャー、ベン・ゾブリスト、ニール・ウォーカー、ジェイソン・キプニス、ブロック・ホルト、スクーター・ジェネット、アズドルバル・カブレラ、ウィルマ-・フローレスといった実績がありながら、いまだに移籍先が決まっていない9選手の名前を並べ、「二塁手のFA市場によく知られた名前が残っている中で、まだ証明されていない選手にとって攻撃力の欠如が助けにならなかったのも確かだった」とも伝えた。

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