張本勲氏 広島残留の菊池を歓迎も辛口「あれだけの打力では取るとこがなかった」
野球解説者の張本勲氏(79)が29日、TBS系の生番組「サンデーモーニング」に出演し、ポスティングシステムを使ってのMLB移籍を断念し、広島残留を決めた菊池凉介内野手(29)について「あれだけの打力では取るとこがなかった」と語った。
菊池の日本球界残留を、張本氏は「良かったね。私らプロ野球選手は良かったと思いますがね」と、まずは歓迎した。その上で「裏を返せば、あれだけの打力ではね、取るとこがなかったと言ってもいいんです」と、辛口の見解を示した。菊池の今季の打撃成績は打率・261、本塁打13、打点48。
巨人からMLBに挑戦して大活躍した投手で、今季巨人で引退した上原浩治氏(44)は「ポスティングシステムっていうのが期限が決まってるので、年末年始やっぱり仕事たぶんしてないと思うので、早く決断しないといけないっていうことで、近日中に決断したんじゃないかなと思います」と解説。DeNAからレイズに移籍する筒香嘉智外野手(28)、巨人からブルージェイズに移籍する山口俊投手(32)については「実力ある二人ですから、思い切ってやってほしいな」とエールを送っていた。