鈴木誠 新春新婚の誓い!鯉で日本一&侍で金「負けは許されない」【インタビュー1】

 広島・鈴木誠也外野手(25)が新春インタビューに応じ、今夏に開催される東京五輪での金メダル獲得を誓った。昨秋のプレミア12では侍ジャパンの4番として世界一に貢献。昨年12月には元新体操日本代表でキャスターの畠山愛理(25)との結婚を発表し、野球もプライベートも絶好調。日本の4番がカープと侍ジャパンを頂点に導く。インタビュー1。

 -東京五輪へかける思いは。

 「まずはしっかりシーズンを戦わないといけないですし、五輪に選んでいただけたら、そちらの方も頑張らないといけない。どちらにしても難しいシーズンになる。誰も経験したことがないことなので、どうやって、やっていこうという考えもないですし、その場その場でしっかりやれたらいいなと思います」

 -プレミア12ではMVPを獲得した。

 「でも(打撃には)波があるので。たまたまいい波に当たって、少しの期間良くてああいう成績になりましたけど、今年はシーズン中で、悪い波が五輪中に当たってしまったらどうなるか分からない。プレミアの結果が良かったからと言って五輪でもいい結果が出るかは分からない。一番はコンディショニング。ケガをせず、しっかりやれるかであったり、体調面もそうですし。そういうことがちゃんとできていれば結果はどうであれ、普通に(試合には)出られるんじゃないかなと思います」

 -これまで五輪に憧れはあった?

 「全く見てないので、どれだけ五輪の重みがあるか分からない。嫁さんが五輪に出てるのでたまに聞いたりします。競技は違うけど、すごいことなんだと思います。自分もそういうこと感じるのかな…。そういう性格か分からないですけど、特に考えることなくやれるんじゃないかと思います」

 -他競技は見るか。

 「前はニュースで見るぐらいであまり見てなかったんですけど、94年生まれの同級生が活躍する場面が多いので、交流もあったりして見ることは増えました」

 -年齢的にいい時期に五輪を迎える。

 「そうですね。いろんなことを経験させてもらった中で、すごくいい経験ができる。本当にタイミング良く、いい時期にこういう大会があるというのは、自分でも持ってるのかなと思うところもある。そういう時間を無駄にしないようにしっかりやれたらいいと思います」

 -プレミア12では大活躍。学んだことは。

 「やっぱり負けたくない。それだけかな。みんなが日本のために、日本がなめられないために戦っていると思う。僕も韓国には負けたくなかったですし、台湾にも、どこの国にも負けたくなかった。アメリカに負けてすごく悔しかったので、そういうところかな。日本の代表として行くので負けは許されないと思います」

 -外国のチームと対戦する難しさは。

 「特になかったですね。でけーぐらい。結局投げて打ってだけなので、腕が投げてくるみたいな(笑)。ボールが来て白いボールを打つ。打席に立った時の(投手の)大きさであったり、雰囲気は違いますけど、日本にもいい投手がたくさんいる。そういう投手とたくさん対戦しているので、そんなに嫌な感じはなかったです」

 -日本の4番として見られる重圧は。

 「勝手に見ててください。僕自身はさらさら思ってないです」

 -五輪の目標は。

 「優勝です。プレミアで優勝した時は思っていた以上にうれしかったので。優勝したいですね。個人は何もない。(打率)0割0分0厘だろうが、優勝できればいいかなと思います」(2に続く)

 ◆鈴木 誠也(すずき・せいや)1994年8月18日生まれ、25歳。東京都出身。181センチ、96キロ。右投げ右打ち。外野手。背番号1。今季推定年俸2億8000万円。二松学舎大付から2012年度ドラフト2位で広島入団。プロ1年目の13年9月14日・巨人戦(マツダ)で初出場(代打)。首位打者・最高出塁率各1回(いずれも19年)、ベストナイン4回(16~19年)、ゴールデングラブ賞3回(16~17・19年)。17年WBC、19年プレミア12日本代表。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス