【大瀬良インタビュー1】新春の誓い、200回到達&沢村賞&カープVで佐々岡監督胴上げだ
広島・大瀬良大地投手(28)が新春インタビューに応じ、佐々岡真司新監督(52)の胴上げを誓った。昨季は初の開幕投手を務めエースとして3年連続2桁勝利を記録。12月にはタレント浅田真由さん(29)との結婚披露宴を開いた。幸せいっぱいの右腕は初の200イニング到達を新年の誓いに立て、さらなる進化を約束した。
-今オフの過ごし方は。
「ゆっくりする時はゆっくりして、しっかり体を動かす時は動かす。メリハリを付けてやっています」
-昨年12月には結婚式を挙げた。
「妻がほとんど準備をやってくれました。手伝える部分は手伝ったと思います。大変でしたね(笑)」
-豪華な披露宴。
「皆さんが出席してくれて、あれだけ盛大な披露をさせてもらって本当に感謝ですね」
-黒田さん、新井さんも出席した。
「黒田さんも新井さんも(出席は)難しいだろうなと思ってたんですけど、すごくお世話になった先輩だったので、お声掛けだけはさせてもらおうと思って。『素晴らしい披露宴やったね』という言葉をお2人から直接もらったので、良かったなと思います」
-昨年12月の契約更改では沢村賞を狙うと誓いを立てた。
「(投手)分業制になりましたけど、昨年も中継ぎの人たちにはたくさん負担がかかったと思う。完投が多かったので(リーグトップ6完投)、中継ぎの人たちから冗談交じりに『大地が投げる時は休みや』と言われていた。僕が中継ぎをやっている時にマエケンさんや黒田さんの登板日に思っていたことを思ってくれているというのはうれしいです。負担を軽減できていると思うと余計に意気に感じてやりたいなと思うし、個人的にも先発完投が一番理想だと思っているので。九回まで投げられるスタミナは全然持っていると思うし、最後まで投げたいなという思いがあります」
-昨季1軍投手コーチだった佐々岡監督の方針もあった。
「そうですね。イニングを重ねていくごとに、『行くぞ行くぞ』と言われてました。『どうする?』じゃなかった。だからこそ『ヨッシャ!』と思えましたし、それだけ期待してハッパかけてくれてるんだと思うと、何とかその期待に応えたいという思いでした」
-今年の目標は。
「昨年は悔しい結果に終わったので、何とか優勝して日本一になりたい。野球を長くやりたいです。早く終わってしまうと面白くないですね」
-昨年はまさかのBクラス。
「(終盤の)阪神が強かったですね。しっかり受け止めてチャレンジャー精神で戦いたいと思います」
-個人的には。
「すべてにおいてキャリアハイを目指していきたいですし、完投の数も増やしていきたい。すごくお世話になっている佐々岡さんが監督になられたので、何とか期待に応えられるような成績でチームを引っ張っていきたいと思います」
-監督と話は。
「球場に来られている時はちょこちょこと。コミュニケーションをすごく大事にされていると思います。ピッチャー出身の監督は僕にとっても初めての経験ですし、いい思いをしていただきたいと思います」
-今年は東京五輪も開催される。
「東京でやれるのは一生に一度だと思う。五輪を目指せる年齢でチャンスがあるんだったら、目指さないわけにはいかないですし、何とか日の丸を背負って戦ってみたいという思いはあります。アピールしたいですね」