広島・野間 開幕スタメン奪取!盗塁数&長打力アップで猛アピール
広島の野間峻祥外野手(26)が14日、開幕レギュラー奪取へ意欲を燃やした。現在は宮崎県内で鈴木誠らと合同自主トレに励む日々を送る。今季は武器の俊足にさらに磨きをかけ、盗塁数を増やすことを宣言。昨秋から取り組む新打撃フォームを完成させ、走・攻でし烈な外野戦争を勝ち抜く覚悟だ。
6年目の今季はレギュラーの座を不動のものにする。開幕スタメンに向け、野間はチームメートとともに自主トレに励んでいる。単独ではなく、合同でやることによって「他の選手を体感できる」と相乗効果を実感している。
昨季は123試合に出場し、打率・248、2本塁打、16打点と数字的にはやや物足りなさが残った。厳しいポジション争いを勝ち抜くためには当然、一層のレベルアップが要求される。
「足という部分で負けていない」と言うように、野間の最大の武器は機動力だ。昨季は14盗塁で成功率・875と好成績を残した。それでも「企画数が少なかった」と反省。「相手にプレッシャーをかける意味でも企画していった方がいい」と、盗塁企図数を増やすことで盗塁数増につなげ、得点に絡む機会も増やす狙いだ。
昨年の秋季キャンプから打撃フォーム改造に取り組んでいる。朝山打撃コーチから「強く振れ」との助言を受け、長打力向上を目指している。自主練習では安定感が増し、完成形への手応えをつかみつつある。
西川や長野、新加入したドラフト2位の宇草(法大)らがライバル候補になる。「上位を打ちたいですし、とにかく外野がし烈なので」。狙いは1番奪取だ。切り込み隊長定着へ、キャンプ、オープン戦を通じてアピールを重ねていく。