広島・中村恭、目標は60試合登板!昨季43試合、今年もフル回転誓う!

 広島の中村恭平投手(30)が16日、今季の目標に60試合登板を掲げた。昨シーズンは43試合に登板し、防御率2・64。セットアッパーの地位を築いた左腕は、登板数増に意気込んだ。この日はマツダスタジアムの室内でチームメートらと合同自主トレ。頼れる男が今季もフル回転を目指していく。

 現状に甘んじるわけにはいかない。見据える先にあるのは、さらなる高み。フル回転を目指すべく、中村恭は落ち着いた口調で今季へ鋭いまなざしを向けた。「試合数を投げさせてもらえる立場になれるように。60試合ですね」とリリーフとして“大台”とも言える登板数をクリアすることに意欲を示した。

 昨季は開幕を2軍で迎えたものの、終わってみれば43試合に登板して0勝1敗12ホールド、防御率2・64。後半戦はセットアッパーとして起用される場面も多く、プロ9年目にして大きくブレークした。だが「1年だけならたまたまになる」と慢心はなく、さらなる高みを目指してオフを過ごしている。

 シーズン終了後は「肩、肘の負担は多少あった」と振り返るが「今のところ問題ない。キャンプ初日からブルペンに入れるように」とフレッシュな状態を伝える。2月1日からのアピール合戦に備え、近日中にもブルペン入りする予定だ。

 この日はマツダスタジアムの室内で、チームメートの九里や薮田、塹江らとキャッチボール、ノック、ダッシュなどで汗を流した。昨年だけとは言わせない。チーム日本投手最年長となった左腕が、今季も屋台骨を支えていく。

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