広島 顎ひげのDJ・ジョンソン「最大限、貢献したい」3選手が入団会見
広島は27日、マツダスタジアムで新外国人選手3人の入団会見を行った。DJ・ジョンソン投手、テイラー・スコット投手、ホセ・ピレラ内野手の3人がマイクに向かった。背番号はDJ・ジョンソンが58番、スコットが70番、ピレラが10番と発表された。
DJ・ジョンソンは顎ひげがトレードマークの豪腕。最速153キロの直球に加え、縦に割れるカーブを武器とし、メジャー通算35試合の登板経験を持つ。「とても興奮している。カープからオファーがあって、すぐに日本に行きたいと思った。決断に時間は掛からなかった。チームに最大限、貢献したい」と意気込んだ。
スコットは南アフリカ出身。NPBでは初のアフリカ出身選手だ。最速155キロの動く直球を武器とし「打者の手元で動かしてゴロを打たせられるのが強み。空振りも取れる」とにっこり。「チームに貢献したい。70試合登板できたら満足だ。それがチームに貢献したということになるから」と力を込めた。南アフリカは昨年、ラグビーW杯日本大会で3大会ぶり3度目の優勝を果たした。「うれしかったよ」。そのパワーも力にして日本のマウンドに上がる。
ピレラは正三塁手候補の1人だ。昨季はフィリーズで12試合に出場し17打数4安打で打率・235、1本塁打、2打点。首脳陣は3番候補に名前を挙げる。「カープは3連覇した。強いチームでプレーできるチャンスをもらい、興奮している。毎日、丈夫な体でプレーできるのが強み。チームに貢献したい」と話した。