広島ドラ1森下カーブ解禁 佐々岡監督「初めて生で見たけどすばらしい」
「広島春季キャンプ」(3日、日南)
充実感いっぱいに汗をぬぐった。ドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=が今キャンプ2度目のブルペン入り。42球を投げた。武器のカーブも解禁し「前回より良かった。変化球の曲がりも良かった」と振り返った。
1日の初ブルペンは緊張感マックスで思い通りの投球ができなかった。3日目となり徐々に環境に慣れてきたことも力を発揮できた要因だ。現役時代にカーブの使い手だった佐々岡監督は遅球について「スピン量が多い。初めて生で見たけどすばらしい」と最大級の評価をした。
今後は、第2クール2日目の8日にフリー打撃に初めて登板する予定だ。森下は「ケガをしないように競争意識をもってやりたい」と前を見据えた。