カープOBの木村昇吾が広島でクリケット体験会開催「楽しかったと言ってもらえた」
広島OBでクリケット日本代表の木村昇吾(39)が8日、広島市内でクリケットの普及を目的とする体験会を開催した。広島市内でのクリケット体験会は初開催だった。
小学生から大人まで約20人が参加しての体験会では、クリケットの説明からはじまり、簡単なゲームをして理解を深めた。日本クリケット協会初代理事長の松村謙一郎さんとともに指導役を務めた木村は「カープファンや僕のファンも来てくれた。体験会を終えて『楽しかった』と言ってもらえたのでまた(イベントを)やってみたい」と満足そうな笑みを浮かべた。
2月末からはスリランカでのリーグに参加する。「プレーヤーとしてやっていますが、日本にいるときには活動の報告を兼ねていろんなことをしていきたい」と選手だけではなく、クリケットの普及活動にも力を入れていく意気込みを示した。
木村はユーティリティープレーヤーとして08年から15年まで8年間、広島でプレーした。15年オフにFA宣言をして退団。FAでの移籍先がみつからずテストを受けて西武に移り2年間現役を続けた。現役引退後はプロクリケット選手に転向している。