広島・佐々岡監督 DJ・ジョンソンとスコットに「面白い存在」第2クールを総括
「広島春季キャンプ」(20日、沖縄)
広島の佐々岡真司監督(52)が沖縄キャンプ第2クール最終日となった20日、クールを総括した。「いろんな面で、実戦練習やサインプレーの確認とか、いろんなことができたクールだったかなと思います」と充実感を漂わせた。
19日に行われた日本ハムとの練習試合(名護)では期待の新外国人、DJ・ジョンソンとスコットがそろって対外試合初登板でアピール。「タイプの違う2人で、面白い存在になっていると思う」と今後に期待。実績あるフランスアが実戦で精彩を欠く中、新たな助っ人右腕のさらなるアピールは欠かせない。
この日は今キャンプ初となるスチール練習を行った。「きょうは練習日ということで。しっかりスタートを切れるタイミングを測りながら、というところだった」と説明。投手のクイックに走者の走塁、捕手のスローイングなど、多角的な面で技術向上を狙うという意図を持たせた練習となった。
今クールでの選手の入れ替えはないが、22日からはヤクルト、阪神、巨人と同一リーグの球団とオープン戦が3試合連続で組まれている。「オープン戦3つ(を行った中で)、結果次第では(入れ替えも)という、色んなことは考えています」とシビアな競争を示唆していた。