マツダスタジアム抽選券配布 今年は大きな混乱なし 警備員100人体制
広島の今季公式戦の入場券購入に必要な抽選券の配布が、23日にマツダスタジアムで行われた。午前9時から午後4時までの配布の予定だったが、多くのファンが開始前から詰めかけ、混雑予防のため7時半頃から前倒しで配布された。新型コロナウイルスの感染を予防するため、職員やスタッフはマスクや手袋を着用。会場には消毒用のアルコールを置くなど警備員100人体制で万全の対策を行った。
昨年は球団の想定を上回る約5万人が詰めかけ、途中で配布が打ち切られるトラブルがあったが、今年は受付時間を拡大。また、配布場所を昨年の3倍以上に増やした。さらにチケット配布を事前に告知し、抽選券を昨年の5倍となる20万枚以上用意するなどの対策を練った効果もあり、大きなアクシデントもなく終えた。
この日は約4万6000人に抽選券が配られ、山口入場券部次長は「無事に配布できてホッとしている。昨年よりも混雑は解消しましたし、たくさんの人に来ていただいた。あとは感染が広がらないことを祈っている」と話した。
なお、抽選は、3月1日(日)に窓口販売する1200人を選出することを目的としており、2月28日に広島の公式ウェブサイトで発表される。