広島・塹江 緊急登板も無失点「しっかり自分の投球」直球150キロ
「オープン戦、広島5-11西武」(7日、マツダスタジアム)
広島の塹江敦哉投手が、緊急登板で2回1/3を1安打無失点と好投した。
K・ジョンソンが二回に4失点。球数が60球に達したことで、この回の2死一、二塁から出番がきた。中村を遊ゴロに仕留めてピンチを脱出。三、四回も直球とスライダーを軸に山賊打線から得点を許さなかった。直球は150キロを超え、スライダーも140キロをマークした。
「しっかりと自分の投球をしようと思った。良かったです」。昨季結果を残した中村恭が故障で離脱中。中継ぎ左腕の確立はチームの懸案事項だ。結果を出してアピールに成功した左腕。初の開幕1軍入りへ、大きく前進した。