広島・大瀬良、六回まで2安打無失点の好投も、七回に5安打4失点
「練習試合、広島3-4中日」(20日、マツダスタジアム)
先発マウンドに上がった広島の大瀬良大地投手(28)が7回を投げ、7安打4失点でマウンドを降りた。
二回から五回まで、四球による走者のみに抑える好投で危なげなく竜打線を封じた。カーブを意識的に多く投げながら、六回を終えて球数は69球。長打はなく、理想的な展開で竜打線を料理した。
七回は先頭の4番・ビシエドに中越えへ二塁打、5番・阿部の内野安打で無死一、三塁のピンチ。1死後、京田の右前適時打で1点を献上し、2死満塁から1番・大島に中前への適時二塁打。続く高橋の一塁への打球は一塁・松山が捕球を試みたがイレギュラー。適時内野安打で不運な形で追加点を奪われた。
この日は打席にもたち、四回には1死一塁で犠打の構えからバスターで内野安打をマークして好機を拡大。本番さながらの試合の流れを体感した右腕は4失点にも「いいところの方が多かった。結果ほど悲観していない」と明るい表情で登板を振り返った。