広島・西川“遊び心”で巧打に磨き 右打席でのスイングの意図説明
広島の西川龍馬内野手(25)が20日、練習の中で“遊び心”を取り入れて自身の引き出しを増やしていく考えを示した。この日は午前中、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で調整。ノックやフリー打撃などで体を動かした。
チームは19日から2班に分かれた1勤1休での練習形態を取っており、限られた時間での調整を余儀なくされている。打撃ケージでは常にフルスイングで甲高い打球音を響かせた。
カーブマシンを相手に左打席で感触を確かめた後には、右打席でのスイングを繰り返した。「半分、遊びですね」と笑うが「逆の動きも入れておいた方が体のバランス的にはいいかな」と意図を説明。タイミングの取り方を少し変えるなど「普段は使わない体の使い方」を実践している。通常の練習に“アクセント”を加え、内容のある時間を重ねていく。