広島・佐々岡監督「テレビの前のみなさんに元気を」無観客開幕に思い語る
広島の佐々岡真司監督が23日、マツダスタジアムでの自主練習後に取材に応じ、「テレビの前のみなさんに元気を与えられたら。そういうこと(明るい話題を提供する)も僕らの仕事だから」と力を込めた。
この日の午後に12球団代表者会議がオンラインで開かれ、無観客で開幕する方針が確認された。無観客試合はオープン戦、練習試合で経験。声援も鳴り物での応援もない独特の雰囲気だった。ベンチから指揮を執りながら観客席を見渡したことも。ファンの存在の大きさを、あらためて感じ取った時間でもあった。
チームは2班に分かれ1勤1休で練習を続けている。選手は、体と心を維持するのは簡単ではない。この日、指揮官はノックバットを持ち、投手陣にノックをした。積極的に声もかけた。一体感を保ちながら、その日へと備えている。