広島・上本 熱く語った小兵の極意 体格の小さい野球少年少女へ“限界突破”の精神

 小さくても強くなれます-。広島の上本崇司内野手(29)が5日、マツダスタジアムの分離練習に参加。「こどもの日」にちなみ、体格が決して大きくない野球少年たちに向けて熱いエールを送った。

 身長170センチとプロ野球界では小柄な上本。それでも持ち前の俊足と華麗なグラブさばきで、主に代走や守備固めとして1軍チャンスを切り開いてきた。

 体が小さいことを言い訳にはしない。ハードワークを積み重ね、体格の恵まれた選手に対抗してきた。「体が小さいからといって、トレーニングでも重たいものを上げないのではなく、限界にどんどんチャレンジした方が体がどんどん強くなる」と“限界突破”の精神を力説した。

 自身はこの日、ノックやフリー打撃で汗を流した。練習では、複数のティー打撃を行うなど工夫を凝らし、強いスイングの実践を心掛けている。「練習から強く振っていないとだめ」と常にフルスイングを意識し、打力向上を目指している。

 野球選手として最も大切なのは体の大きさではない。気持ちだ。子供たちの模範ともなるべく、鯉のムードメーカーは日々鍛錬を積んでいる。

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