広島・メヒアが先制満塁弾「最高の結果」「感触は完璧」
「練習試合、広島-阪神」(10日、マツダ)
広島のアレハンドロ・メヒア内野手(27)が豪快なグランドスラムを放ってチームに先制点をもたらした。
初回1死から2番・菊池涼、3番・西川、4番・鈴木誠の3連打で、満塁の好機で第1打席を迎えた。阪神先発・ガンケルに対し、フルカウントからの7球目、137キロのスライダーを完璧に捉えた。左翼・サンズが打球を一歩も追わない、打った瞬間それと分かる左翼スタンドへの満塁弾。幸先良く4点を先制した。
メヒアは球団広報を通じ「チャンスだったので外野フライでも、どういう形でもいいから何とか1点を取りたかった。最高の結果になって良かったね。感触は完璧だったよ」と満足げに振り返った。これでメヒアは5月末の紅白戦から数えて実戦は10戦7発。バットの勢いは止まらない。