カープ佐々岡監督の収穫は…開幕ローテ&勝利の方程式決定
「練習試合、ソフトバンク9-3広島」(14日、ペイペイドーム)
広島は14日、開幕前の対外試合を全て終えた。佐々岡真司監督(52)は、11試合で4勝7敗だった2週間を総括。開幕ローテと勝利の方程式が固まったことを収穫に挙げた。
春季キャンプから先発は大瀬良とK・ジョンソンの2人を除き白紙だった。候補の床田、九里、遠藤の状態が上がらず「不安があった」という。3人は開幕延期期間を効果的に使い開幕ローテを勝ち取った。「調子が上向いたことはプラス」と力を込めた。
「勝利の方程式」は前日13日に固まった。守護神にスコットを指名し、八回はフランスアで七回は菊池保に託す。9日の阪神戦から1軍に昇格した中崎と今村が即日結果を残したことで、救援陣の厚みが増した。「いろんなパターンを考えたい」と前を見据えた。