広島・中村恭、今季初昇格に燃える「結果出して期待に応えたい」
広島の中村恭平投手(31)が3日、今季初めて1軍に昇格した。春季キャンプ中に右腹直筋を痛めた影響もあって、開幕は2軍だった左腕。巡ってきたチャンスに「2軍でやってきたことをやれるようにしたい」と闘志を燃やした。
ウエスタン・リーグではここまで4試合に登板。4回を投げ2失点(自責点1)、防御率は2・25だった。「思ったところに投げられなかったり、球威も弱かったけど、ここ何試合かで修正できてきたと思う」と分析。佐々岡監督も「しっかり投げられているということで」と昇格の理由を説明した。
開幕前から課題だった中継ぎ陣には、不安が残る現状だ。「結果を出して期待に応えたい」。昨季43試合に登板した男が、ブルペンに厚みをもたらす。