広島・スコットが乱調 “元守護神”昇格後初登板も3失点
「広島-ヤクルト」(18日、マツダスタジアム)
広島のスコットが、昇格後初登板で2死走者なしから乱調した。
3番手として六回からマウンドへ。簡単に2死を奪って、あっさり三者凡退かと思われたが、2番・山田哲に左中間への二塁打を許し、続く青木には制球が狂い、左膝への死球を当ててしまった。
2死一、二塁で4番・村上にスライダーを拾われ、中越えの2点適時二塁打で2点を奪われた。今月3日に登録抹消されたスコットは、抹消される前日2日のヤクルト戦(神宮)で村上にサヨナラ満塁弾を浴びており、またもや痛打された。
さらにエスコバーにも適時打を許して、1回3安打2四死球で3失点。開幕から安定感を欠き、2軍に降格していた助っ人。昇格即のマウンドで“変わり身”を見せたかったが、水を差す投球となった。