広島・佐々岡監督「そう簡単には変えられない」菊池保に今後も抑えを任す方針
「広島3-3ヤクルト」(19日、マツダスタジアム)
広島は3-2の九回に新守護神の菊池保則投手が1点を失い、勝ちきることができなかった。
菊池保は、先頭の代打・坂口に浴びた中前打から1死一、三塁とされると、代打・青木に中前適時打を許した。
攻撃陣が0-2の七回に3点を奪い、ひっくり返した試合だった。佐々岡監督は、勝ちパターンの投手を起用し勝利を目指した。指揮官は「あそこで逃げ切って、というところだった。信用して、僕が出した」と振り返った。
スコットを守護神として開幕を迎えたものの、不調により配置転換。菊池保が新守護神になった。佐々岡監督は右腕について「当然、そう簡単には変えられない」と、今後とも菊池保に抑えを任す方針だ。
チームは有観客となってから臨んだマツダスタジアムの試合で1勝4敗1分。21日からは遠征に出て甲子園での阪神戦、横浜スタジアムでのDeNA戦に臨む。佐々岡監督は「地元でファンが入った初めての試合で1つしか勝てなかった。申し訳ない。遠征に1週間出る。立て直したい」と話した。