安仁屋氏が疑問呈す 広島-中日八回の判定は「アウトにすべきだ」

8回、適時二塁打で一走の中日・大島(8)が本塁を突くも球審はアウト判定を一度は下した=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島2-3中日」(28日、マツダスタジアム)

 八回、本塁での広島・会沢のタッチプレーがリプレー検証によりアウトからセーフに覆った。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「このプレーはアウトにすべきだ」と強く訴えた。

 安仁屋氏は「走者の大島が本塁へ滑り込む前に会沢の元にはボールが返ってきており、タイミング的には完全なアウトだった。しかし、本塁でのブロックは禁止されており、ホームベースを走者のために空けておかなければならないため、会沢のタッチは微妙なタイミングになってしまった」と指摘。

 その上で「そもそも本塁でのブロック禁止は選手をケガから守るためのものであり、会沢はその規則にのっとったプレーをした。にもかかわらず、今回のような明らかにアウトのタイミングのものまでセーフになってしまうと、コリジョンルールそのものが成り立たなくなってしまうのではないか」と危惧した。

 アウトであればカープ1点リードのままこの回は終了。しかし、セーフになったことで同点に追いつかれ、結果的に逆転負けへとつながった。安仁屋氏は「疑問の残る判定が両チームの勝敗まで覆すような形になってしまった。審判団は今回のケースをきっちりと検証すべきだ。セーフで本当によかったのか、今後のプレーに問題を残すことはないのか、見解を示してもらいたい」と訴えた。

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